震災以来ず～っと行きたいと思ってはいたのですが、思っているだけではいけない
と。
遅ればせながら、まずは被災地で何かお手伝い出来ることを探してみることから。
ボランティアと言っても、どんな事をすればよいのでしょうか？はたして私達に出来ることがあるのでしょうか？
いろいろと調べてみよう！の前に、
震災直後から被災地入りしていて、今でも月に１度くらいの頻度でボランティア活動をされているユーザーさんに相談してみると、
「ぜひとも一緒にやりましょう！」とおっしゃっていただきまして、僭越ながら珈琲サービスのお手伝いをさせていただくことになりました。
私達が出向いたのは、宮城県岩沼市の復興支援センター、すぐ隣りには仮設住宅が併設されていました。
被災直後には毎日、数百人からの大勢のボランティアの方々が駆けつけていたそうですが、今では被災者の方からのボランティア要請が有った時にだけ、募集をしているそうです。
私達は、瓦礫撤去などのボランティアで汗水流して来られた方や、仮設住宅の方々に美味しい珈琲と、寛ぎの時間を楽しんでいただきたく、お手伝いをさせていただきました。
月に１度は、こちらを訪れて珈琲サービスを続けて来られているS様、ここでスマイルカフェをオープンしているとの情報を聞きつけられて、次から次へとS様を訪ねてこれられる方の多さに、こちらで続けて来られた故の深い絆を感じます。
のぼり旗の端に付けられている風鈴は、ご自宅で奥さまと共にコツコツ作られたものだそうで、被災者の方々へ贈られた物と同じものだそうです。
S様をお目当てに、こちらへお越し下さった方や、お友達と待ち合わせをして井戸端会議に乗じる方、など、たくさんの方々で賑わうスマイルカフェ
すでに大勢の方と顔なじみに成られていたS様、皆さんが口をそろえておっしゃっているのが
「次はいつ来てくれるの？」
S様の温かい人柄が、皆さんとの心和む時間を作られているようでした
あっと言う間の２日間、帰り際に、津波にも耐えた思い出深い草花達を「ぜひ持って帰ってください」と、わざわざお庭から鉢植えに植え替えて持ってきてくださいました。
被災地の方々に少しでもお役に立てればとの想いでしたが、皆さんの底力に逆に励まされ、たくさんの勇気と希望をいただいてまいりました。
希望の星として、ここ埼玉の地にも根付いてくれますように
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